人を惹き付ける!ディスプレイ セミナー at 中部国際空港 セントレア
中部国際セントレア空港にて「人を惹き付けるディスプレイセミナー」第二弾が終了しました。
イギリスのSKYTRAX社による顧客国際空港評価World Airport Awards 2016のRegional Airport部門で世界第1位受賞。World Top 10 Airports 2016では6位です。
江戸の街並の土産屋さん、お風呂屋さんもあり、市内からもアクセスも良く利用し易く「笑顔でおもてなし」のコンセプトにぴったりのセントレア空港。
空港に入った時の空間の印象、通常の商業施設と異なるお客様の滞留時間での訴求ポイントも異なってきます。
年々増加するインバウンドの消費動向も、今までですと物販が多かったのが文化的コト・体験消費、美容医療消費も多くなってきています。各地域の独自性を打ち出すことも必須となりますね。
空港という特殊な場所ならではの見せ方を分析し、自らの体験を入れながら2時間の講義にまとめました。
1:インバウンドのお客様へ向けての見せ方
2:世界の空港の見せ方 参考例と分析
3:居心地のいい空港での空間とは?
4、5、6、、、、18項目に続きます。
たとえば、今年も一位シンガポールのチャンギ空港。
「コンクリートジャングルには人の心を破壊する」と発言したリー・クアンユー元首相から、市内にも大きな植物園のガーデンバイザベイや、街中や空港にもグリーン意識し、「庭園都市」を目指しているシンガポールが伺えます。空港出口には満足度をタッチパネルでチェックしフィードバック。
たまに、私がトランジットで使用する韓国インチョン空港も文化を発信も盛んで各国のオリジナリティ性が見られます。
オランダのスキポール空港も、キャラクターのミッフィーの世界やデルフト磁器などは館内でも見られ、空港内美術館ではオランダの文化を体感できます。キッズコーナーやレストスペースも充実。
さすが、コンセプトは「いろいろなお客さんがそれぞれに快適に過ごすことができる場所であること」なんですね。
来週は伊勢志摩サミットです。
空港は各国の要人を迎える準備で物々しい雰囲気でした。
2020年東京オリンピックも控え、日本独自性と世界一目指し日本の空港も大奮闘中です!!
- 2016.05.17 Tuesday
- VMD理論
- 08:04
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- by Naomi Tajiri